空調設備メンテナンス商業施設・病院・テナントビル等の建物内にさまざまな環境に設置されている制御機器において、自動制御を行う上で故障していると環境を最適に維持する事は出来ません。メンテナンス業務においては個々の制御機器を確認する事や、各制御（温度・湿度・除湿・加湿等）での運用状況確認を行い環境維持、予防保全をいたします。自動制御機器の運用状況を把握する事により状況にあった設定・調整・改修提案等を行う業務です。
設備全般において、施工しただけでは電気・空調設備は運用する事は出来ません。ソフトウェアの調整が重要となってきます。調整業務では、施工した監視装置・制御機器が設計図通りに動作させる為にソフトウェア作成・パラメータ調整・作動試験を行う業務です。
建物内の各設備機器の発停・運転状態・計測・異常等を監視し、表示・記録・操作等を行います。照明・空調設備等をあらかじめ決められたタイムスケジュール設定において自動で発停操作を行う事も出来ます。又、電力会社との契約電力量を超えないように各設備機器を発停する電力デマンド制御等建物運用にかかわるシステム全体の制御を行う事も出来ます。
空調設備に温度センサーと制御装置を備え付けて温度を計測し、 センサーから取得したデータを元に制御装置が空調の温度や湿度 をコントロールするのが、一般的な空調自動制御の仕組みです。 また、空調の吹き出し口から、温度・湿度を調整された空気が送 り出された後も、温度センサーが定期的にデータを観測。その データが制御装置にフィードバックされることで、快適な温度・ 湿度を安定的に維持します。
